7月の星空は、韓国岳のみえる南から東の方角をみると、夏の夜空を代表する夏の大三角形が見えます。
天の川をはさんでかがやくあの七夕伝説の織り姫星と彦星でしょう。織り姫星はこと座の1等星ベガ、彦星はわし座の1等星アルタイルです。この2つの星にもう1つ、天の川の中にかがやくはくちょう座の1等星デネブをくわえると、“夏の大三角"ができあがります。
“夏の大三角"の中を流れる天の川をずっと南に向かって追っていくと、その西の岸に明るい真っ赤な星が見つかるはずです。これがさそり座の心臓でかがやく1等星アンタレスです。さそり座は、アンタレスをふくむ大きなS字のカーブになっています。
皆さんの生まれた月から占いでよく使ったりする星座は、実は生まれた月には見えなくて、いて座(11/23〜12/22生まれ)が見えるのが、7月〜8月頃なので約3ヶ月くらい早いんですよ。